最近の選抜ガチャ追加カードについて思うこと

ヒースです。

月初め選抜となる11/1（火）0:00からの選抜ガチャが開催され、種族タロットから力と吊るされた男の2枚が追加となる。

そのスキル詳細を見て最近微妙になってきているな、と感じたのでちょっと思うところを書いてみることにした。

まずは軽く新カードの情報を。

力は持続スキルとなり攻撃力を2段階ずつUPし、攻バフMAXで味方全体に軽減＆迎撃盾を付与する。
火力ブーストタイプだが、盾付与がいいのか悪いのかが場合によるからずっと使えるというわけにはいかない。

盾付与確率が33％だけど恐らくひとりずつの判定になるので、5人いれば1人くらいは33％を引き当てられることを考えると、攻バフ5時にはほぼ盾が付くのだろう。
逆に必ず付いてしまうようであれば盾不要ダンジョンではNGカードとなるリスクを伴う。

吊るされた男は最近増えてきた攻早デバフで、そこに状態異常解除が付いてきた。
状態異常はただ解除するだけじゃなくて相手全体に跳ね返す感じなのが面白い。

こちらも付与率は33％だが、単体発動なのでおまけ程度だろう。

タロットも強いカードがそう多くはなく、コスト34への変遷を加味しても凄いカード群とは言えない。
ここがもっと壊れていてくれれば、コスト34というのがひとつのステータスになったかもしれない。

ところが今のコスト34は玉石混交となっている。

最近のカードは補助系がだいぶ増えてきており、複数の効果を発揮するケースが多い。
この複数の効果、という部分がデメリットになっているのかもしれない。

シンプルなスキルだけでは、効果が高いとか付与率が高いとかじゃない限り、もはや使われない。
なので、バフする、さらに回復する、条件で相手にデバフする、さらに盾張るとかになる。

そして複合スキルの場合、一部分にしか子分効果や合体が乗らないのも頂けない。
この仕様だと超回復するけどバフはチョロっとになるカードもあれば回復もバフも威力が高くなるカードもあるし、バフ値が上がるだけで回復量はショボいとかまである。

スキル文の最初がメインスキルになり子分や合体が乗るが、追加でとかなっているとそちらはサブスキル扱いで子分が乗らない。
スキル説明文の記載順によってはそのスキルが非常に使いづらくなる場合でさえありうる。

サポートスキルに比べて攻撃スキルはまだ救いようがある。
基本的に攻撃回数が4回になるか高火力の2回になるパターンが多い。

この際、攻撃回数が4回だと追加効果が豊富となるケースが多く、何だかんだ総ダメージも多くなりがちだ。
2連だとスキル威力が高くなったり帯びたりと、攻撃力の高さと併せて一撃の重みが増している。
単発じゃない安心感もある。

ただ、他の攻撃スキル同様、非特効時には使えないのであまり多量に集めても活かす機会は少ない。

このままコスト34が追加されていくとインフレを選ぶか微妙なスキルを選び続けるかのどちらかしかない。
運営は微妙なスキルのほうを選んだようだが、あまりショボいカードばかりでは誰もガチャを回さなくなってしまうだろう。
それでは運営も困るはずだ。

では程良い塩梅を期待したいところだが、実際問題それができないのがドラポ運営。
微妙なカードを追加しつつ、たまに意図せぬぶっ壊れを実装して我々の度肝を抜くのが趣味のようなものなので、ここぞというところだけ見逃さないようにして、ピンポイントでガチャで入手するのがひとつの楽しみになるのかもしれない。

何だかんだで長くなったが、月初め選抜ガチャは11/1（火）0:00からなので、間違って今のMAXを引かないように注意しよう。